Vol.84 韓国語と英語が美しく混ざるラウンジミュージック。『You Never Know / Clazziquai Project』

公開日: : 最終更新日:2016/06/12 ANALYZE ,

You Never Know / Clazziquai Project

どうも、GANO(@Past_Orange)です。

まずはじめに、韓国語と表記しようか朝鮮語と表記しようか迷いましたが、Clazziquai Projectが韓国のグループなので韓国語を選びました。韓国語と表記するのはその点のみです。

では!!

韓国の音楽は大人っぽい作りになっていると感じます。それは言語の関係もあってか、どこかアメリカに近い音楽性を感じます。

今回は韓国の楽曲でお気に入りの曲を紹介します!

You Never Know by Clazziquai Project

Clazziquai Projectは韓国のダンスミュージック系のグループです。ダンスミュージックと言いつつJazzyなものやラウンジミュージックと称されるゆったりしたダンスミュージックを作るグループです。

Clazziquaiの名前から伝わるようにJamiroquaiを意識した楽曲になっていまして、Acid Jazzなアプローチも感じるグループです。要はオシャレで踊れるってこと。

今では少女時代やKARAなど日本でもお馴染みですが、そういった韓国のアイドルグループがくる前に実はダンスミュージックが注目されてたんですよね!

Clazziquai Projectはm-floの☆Taku Takahashiが日本に連れてきました。その音楽性に惚れ込んで自らavexに交渉したんだとか。

そんなClazziquai ProjectのYou Never Know。どんな曲なのでしょうか?

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You Never Knowの歌詞について

歌詞はすべて英語に直されたバージョンもありますが、今回は韓国語と英語が混ざったオリジナルバージョンの一部を取り上げます。

Never gonna say that I been calling you tonight 어디 있는 거야 지금 넌
밤이 새도록 너를 찾지만 but you are never here
Everytime 그렇게 핑계가 많아 그런 표정으로 웃진 말아
People know how to make it come and go all that I know you never stay
今夜君を呼び続けたことは言えないな 君はどこにいるんだい?
夜通し探し続けたけど君はいない
いつも言い訳ばかりで そんな風に笑うのはやめて
なぜこうなったかみんなわかってるんだ 君はいないってわかってるのに行ったり来たりして

You never know because you never mind
You never know because you never lie
誰にもわからない 誰も気にしないから
誰にもわからない 誰も嘘をつかないから

相手に向かって一方てきに呼びかけている歌詞ですね。You never knowは「さぁね。どうなるかわからないね」って意味です。この場合は途方にくれた印象を受けますね。

すれ違いばかりの相手に呆れているような感じでしょうか。つぶやくような歌い方からも想像してしまいますね!

오늘도 이렇게 시간이 안가 너 전화 오기만 기다려
무슨 말들로 날 또 달래나 I don’t want to know
今日も時間が経たないよ 君の電話を待ってるだけ
どんな言葉で僕をなだめるのさ そんなの知りたくないよ

You will always busy loving yourself
Never knowing what you done to me
Nothing ever seem to be so beautiful
あなたはいつも忙しいのが好きなのね
私がどうなろうとわからないわね
そんなの全然美しくないわ

どうやら相手は忙しい日々を送っていて、その生活が好きなようです。忙しくしてるのが好き!って人いますよね〜。

そんな相手に呆れながらもどうしようもないって感じですね。

僕は出会ってから年月が経ったカップルを想像しました。マンネリも通り越してほったらかし状態、それを呆れながらもどうしようもない主人公って感じ。

曲のアレンジや歌い方からもアンニュイな感じがします、ちょっと色っぽさがあるといいますか。

いいよな、オシャレ。

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You Never Knowのコード進行について

構成はコーラスとヴァースの2つに別れています。

コーラス部分 譜面で
ynk1

キーエディターで
ynk2

Dマイナーの曲なのでⅠm7→Ⅳm7→Ⅴ7とその変系Ⅰm7→Ⅳm7→Ⅴaugですね!

augはパッシング的に使うのがほとんどですが、この場合はV7の代わりとして使われています。

1回目でしっかりA7を聴かせることで2回目のAaugの響きがもつ怪しさがより引き立てられています。

V7があってのVaugなのでこのコード進行はⅠm7→Ⅳm7→Ⅴ7→Ⅰm7→Ⅳm7→Ⅴaugとしてセットで使うと効果的です。

ynk3

ynk4

ⅥM7→Ⅴ7→Ⅰm7→Ⅳ7です。これはマイナーコード進行定番ですね!僕は大好き。

強進行はⅤ7→Ⅰm7のみで、その他は強く進むようなコード進行ではありません。

取り留めもなく流れる中にある切なさ、のようなものが感じられるコード進行です!

非常に使いやすいので手詰まった時にどうでしょうか?

最後に

Clazziquai Projectはダンスミュージック界隈では結構人気があったのですが、どうも一般的には定着しなかったんですよね。

なので日本での活動も数年で終わってしまい、今は韓国に重点を置いてますね。ドラマの曲をやってたり人気なようですよ!

韓国語は可愛さもあり歯切れも良くて西洋の音楽にハマりやすく日本人の僕も聴きやすいです!

少女時代やKARAに加えて、Clazziquai Projectも聴いてみてはどうでしょうか?

GANO

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    作詞曲家・DTMer・WEBライター。DTMを中心に歌モノ・BGMを制作しています。シティポップ系やブレイクビーツなどを好んでます。
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