譜面に書く派? 直接打ち込む派? 譜面に書くことのメリットとデメリットを考えます

公開日: : 作詞作曲法

譜面に書く派? 直接打ち込む派?

どうも、GANO(@Past_Orange)です。

突然ですが、DTMerのあなたは譜面に書く派? それとも直接打ち込む派?

DTM、デスクトップミュージックの略で、コンピューターを使って行う楽曲制作全般を指します。

どこからどこまでをDTMと呼ぶかは曖昧ですよね。みんな独自の方法で楽曲を生み出している。

僕は楽曲制作する際、ほぼ必ずピアノを弾きながらメロディとコード、歌が入る場合は歌詞を考えて譜面に書き込んでいきます。

こういった感じに譜面に殴り書きをまずします。非常にアナログですね。

この楽譜を見ながら、DAWを立ち上げ打ち込んでいくという流れをいつもしています。

ちなみに上の6段がTwo Of Us 3で

下6段がTwo Of Us 4です。

A4用紙1枚に2曲分のメモが収まっています。

これがないと作曲できないってわけではなくですが、これが僕の中で一番早く曲を作る方法です。

そこで気になったのですが、DTMerの皆さんはDAWを立ち上げてその場で作曲していくの? ってこと。

事前に用意せず、直接打ち込んでいってもサクサク作曲できる方が大勢いるのなら、楽譜って必要無いのかな? となりました。

そこで今回は、譜面に書くことのメリットとデメリットを考えてみたいと思います。

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譜面に書くことのメリット

DAWで打ち込みを始める前に、譜面に大まかなメモを書き込んでおくメリットを考えてみます。

打ち込むことに集中できる

僕的にほぼこれなんですが、事前に楽譜を用意しておくと打ち込むのが非常に早いです。

DAWを立ち上げてから考えると、なんとなく音色を変えてみたり、何回も頭から再生して聴いてしまったり、ツイッター見ちゃったりと作曲以外の作業が並行して行われていて時間がかかってしまいます。

楽譜を見ながら打ち込むと、もう決まっていることを変換していくだけなので他に気をとられない。

書くという作業のみで良い

メロディ・コードトラック・拍子・テンポ・キーなどDAW上ではバラバラに設置されているものも、譜面上では”書く”という作業のみで済みます。

非常に当たり前ですが、鍵盤・キーボードを押したり、フェーダーをあげたりボタンを押したりするすべてが、譜面上では”書く”のみです。

どこだっけ? どうだったっけ? という無駄な思考を遮断できます。

展開がかぶっていないか確認出来る

先ほどの楽譜では8小節ごとにサビ・Aメロ・Bメロとセクションが分かれているのですが、各セクションが似たものになっていないかをすぐ確認することができます。

こちらは先ほどの楽譜の上6段の曲の、各セクションの始まり4小節を並べたものです。

Sは1小節目頭からメロディが始まっている、Aは3拍目から、Bはブラスから始まっていると確認できます。

コード進行が似たり寄ったりになっていないか、飽きない展開をしているかを確認することができます。

DAW上だと横長になってしまうのでこのような確認はしづらいはず。

自由度が高い

ただの紙にペンで書いているだけなので、なんでも書けます。自由度は高い。

他者と共有しやすい

ちょっとずれますが、譜面を読める・書くことができる、これは英語を聞ける・話せると同じだと思います。

音楽をやる人たちの共通言語、それが楽譜ですね。時代や場所・言語を超えて共有することができます。

逆に楽譜が読めない方とバンドをやる場合、いちいち弾いて教えないといけないので時間がかかりますよねきっと。

譜面に書き込めるってことは複数人での作業でも役立ちます。

曲全体を把握しやすい

DAWのリージョンマップなどは、横長に表示されているのでスクロールしていかないと全体を把握できません。

楽譜は横軸と縦軸両方あるので、一度に目で把握できる量が多いです。

こんなところでしょうか。書き出してみるとそこまでメリットは多くない、重複していると思えますね。

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譜面に書くことのデメリット


では逆に、譜面に書くことのデメリットも考えていきます。

汚れる

譜面に書いていてミスや修正したい部分が出ると、鉛筆やシャーペンで書き込んでいる場合消しゴムで消すことになります。

するとちゃんと消せなくて黒く汚れてしまったり、消しカスが出て鍵盤の間に入ったりします。鍵盤の間に消しカス入るの本当に嫌です。

なくす

なくなります。ただの紙なので増えたら探すのが面倒になりますし、無意識に捨てていたりしてなくなります。

DAWのプロジェクトファイルなら検索で出てきてくれるので探しやすい。ときどきなくすけど。

かさばる

薄い紙といえど何枚も重なると厚くなります。非常にかさばりますし、バラバラになるとやっかいです。

先ほどの譜面でいえば片面に2曲、両面で4曲分ですから、100曲BGMを作ったら25枚楽譜ができてしまいます。邪魔すぎる。

ただ、この「なくす」と「かさばる」に関しては、僕は楽譜をスキャンすることで解決しています。

スキャンしてデータにしてしまえば検索で引っかかるし、紙は捨てていいし、プロジェクトファイルと一緒に保存しておけば確認作業が早いです。

スキャナー付きのプリンターを持っておくと便利です。請求書や確定申告の書類を印刷したりしますからね。

腰・腕が痛くなる

ピアノにある譜面台に譜面を乗せて書き込んでいくため、前のめりな姿勢になり腰を痛めます。

斜めのところで書いているので、腕も痛くなったり。座りっぱなしでおしりも痛くなります。

こんな感じでしょうか。デメリットの方がインパクトありそうですが、解決策があるのでそこまで負担に思っていないですね。

↓GANOが作った作曲ツールです!↓
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最後に

DAWに打ち込む変えに譜面に書くことのメリット・デメリットを考えてみました。ちょっとブレてるけど。

メリットを最大限に生かしデメリットをなくすには、ピアノ前で作曲→楽譜を見ながら打ち込み→打ち込み後はスキャンしてデータとして保存がベストだと思います。

あとDAW立ち上げてる時はブラウザ閉じる。ツイッターをしない。これが一番捗りますね。

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    作詞曲家・DTMer・WEBライター。DTMを中心に歌モノ・BGMを制作しています。シティポップ系やブレイクビーツなどを好んでます。
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