【トライアル版あり】 NI Kontakt用ボーカル音源 「Yu’s Vocalise」 レビュー

公開日: : 最終更新日:2016/10/25 BLOG, 作詞作曲法 ,

NI Kontakt用ボーカル音源 「Yu’s Vocalise」

どうも、GANO(@Past_Orange)です。

今回は新しくリリースされましたボーカル音源「Yu’s Vocalise」の紹介!


ボーカル音源「Yu’s Vocalise」はNative Instruments社のサンプラーKontakt用の音源になります。

様々なサンプラーがありますが、僕的にはKontakt用の音源が一番使い易いので嬉しいですね。

「Yu’s Vocalise」の開発は日本のディベロッパー『Studio Major7th』です。



『Studio Major7th』はKontakt用フリーギター音源「KMG7」でご存知の方も多いのではないでしょうか。

音源制作&管理は全てゆーさん(@major7th_gcom)が全て行っているそうです。ただただすごい

新作の「Yu’s Vocalise」はその名の通りボーカル音源でして、女性ボーカルライブラリとなっています。

ラフマニノフの「Vocalise」を音源「Vocalise」で演奏するデモになっています。洒落てるね!

レガートの美しさが際立つデモとなっています。

 

こちらのデモではレガートだけでなく和音での演奏、楽器のような演奏が確認できます。

「Vocalise」の使用用途が幅広いことが分かります。

女性のボーカル音源となっていますが、元素材は男性のヘッドボイス。

男性の裏声も製作者にかかれば美しいディーヴァになっちゃうんですね〜。

価格は通常30ドルとなっています。

サイトの方ではトライアル版もありますので、まずは試してみてくださいね。

では、「Yu’s Vocalise」のオススメポイントを紹介していきます!

ボーカル音源 「Yu’s Vocalise」オススメポイント

vocalise

「Yu’s Vocalise」を触ってみての感想、オススメしたいポイントを紹介していきます。

一言で言うと、歌心が表現しやすいボーカル音源なんですよ。

レガートが非常に滑らか

非常に滑らかなレガートで歌わせることができます。

どの音程間でも滑らかにレガートしてくれますし、レガートスピードもベロシティにてコントロールが可能です。

ベロシティでのレガートスピード調節はなんと127段階! 細やかなニュアンスを表現することができます。

このレガートがメインとなるため、トライアル版では3分使用するとレガートが効かなくなります(Kontaktを立ち上げなおすとリセットされます)。

ぜひこの滑らかさを体験していただきたい。

ビブラートがかけ易い

モジュレーションホイールにてビブラートをかけることができます。

ノンビブラートの状態から徐々に大きく揺らがせることができるので、歌心が表現しやすいです。

GUIのMulti ControllerをONにすればボリュームも合わせてコントロールできるので、細やかなニュアンスが表現できますよ。

ピッチ&ボリュームの深度、揺れのスピード、それぞれの値のランダマイズなどGUIにて設定できるのも嬉しいところ。

キースイッチが細やか

キースイッチ設定が細かくできていましてキースイッチ好きには嬉しいです。

レガートスピード2段階、スタッカートにスフォルツァンド、レガートモードとコードモード、ベンドアップ&ダウンなどその他にも細かくキースイッチが割り当てられています。

スタッカートモードにすると自動的にベロシティでボリュームコントロールができるようになったりと、痒いところに手が届く仕様となっています。

レガートモード(ソロモード)だけでなくコードモード(和音で弾ける)があるのも嬉しい。

コードモードを使えばヴォコーダーのような使い方もできるのでいいですね〜。

3種類の”息継ぎ音”もあったり、仕事が細かいですね。

GUIを見ただけで大体わかるシンプル操作

もう見ただけでパッと演奏できます。これって大事。

ページ切り替えもなく、表示は英語ですが日本人にも分かる優しい単語が並んでいるので設定しやすいです。

マニュアルを読まなくても大体で操作できます。

とはいえマニュアルは英語と日本語があり、簡潔に書かれていますので一度読んでおくと完璧ですね。

日本人が制作した国産音源である

これは「Yu’s Vocalise」に限らず『Studio Major7th』の音源全てに言えることですね。

製作者の方が日本人だと、音源自体が日本人に分かりやすく作られていると感じます。

マニュアルも日本語のものが用意されているので、英語を翻訳しながらなんとなく操作する海外の音源とは理解度が違います。

細かい設定とか、痒いところに手が届くとか、それって日本人ならではの感覚なんじゃないかって思いますね。

そしてどうしてもわからなくなったら、本人に直接聞いてしまうのもアリかと思います。

お返事を頂けるかはわかりませんが、個人で運営されているのでフットワークは軽いのではないでしょうか。

少し気になる箇所も

少しだけ気になる箇所もあります。

同じ音高で歌わせ続けるとループになって永遠歌ってくれるのですが、音高によってはループによるノイズが乗っていることも。

厚みのあるアレンジの際は気にならないかもしれませんが、アカペラに近い状態だと目立つかもしれません。

あとはキーボードを話した後のリリースが長く感じるのも気になりますね。

リバーブをゼロにしても長く残ってしまうので、リリースを調整できると嬉しいかも。これは僕の要望に近いですが。

ここら辺はアップデートに期待ですね!

ボーカル音源 「Yu’s Vocalise」で作曲しました

yus_vocalise1

Yu’s Vocaliseを使って1曲作ってみました。


加えて『Studio Major7th』の音源「Let’s Go to HOLLLYWOOD」と「KMG7」を入れてあります。

サイドにあるギターがKMG7ですね、Let’s Go to HOLLLYWOODは奥にリバーブを効かせて鳴らしていますが、分かりづらいかも。

Yu’s Vocaliseを使ってみてこんなのが作ってみたい! とトライしてみたものの、作り慣れてない感が半端じゃないです。

とは言っても、創作意欲を掻き立ててくれる音源であることは間違いありませんね。

最後に

NI Kontakt用ボーカル音源 「Yu’s Vocalise」のご紹介をしてみました。

歌心のあるボーカル音源でしたね。

歌詞は乗せたくないけど、メインのボーカルは入れたい時に重宝します。

あとはコーラスを入れたい時もいいですね!

お声を掛けていただいた製作者のゆーさんに感謝です。

ぜひトライアル版を試してくださいね。

GANO

「Yu’s Vocalise」ページはこちら

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  • gano1
    作詞曲家・DTMer・WEBライター。DTMを中心に歌モノ・BGMを制作しています。シティポップ系やブレイクビーツなどを好んでます。
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