作詞作曲。2回繰り返し3回目で捻り4回目で裏切る。困った時に使ってみよう!

公開日: : 最終更新日:2016/06/12 作詞作曲法 , , ,

作詞作曲に困った時

どうも、GANO(@Past_Orange)です。

作詞作曲をされてる方は、アイデアが出なくて困ったなぁ〜って時ありますか?とめどなくアイデアが溢れ出てくる方は羨ましい限りでして、ほとんどの方が作詞作曲に行き詰まって困った経験があると思います。

そんな時に使ってみて欲しいのが

2回繰り返し3回目で捻り4回目で裏切る

これです。これは作詞作曲どちらでも使うことができる作詞作曲法の1つです。

なんのこっちゃわからないと思うので、有名曲を数曲引用して説明したいと思います!!

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童謡のぞうさんの2回繰り返し3回目で捻り4回目で裏切る

まずは誰でも知っている童謡「ぞうさん」内に出てくる『2回繰り返し3回目で捻り4回目で裏切る』です。

ぞうさん

歌詞が出てくる最初の部分、「ぞうさん ぞうさん おはなが ながいのね」の部分です。

これは作詞作曲、どちらにも『2回繰り返し3回目で捻り4回目で裏切る』が使われています!

まずは作詞の面から

ぞうさん ぞうさん おはなが ながいのね

まずは『ぞうさん』が2回繰り返されています。これにより1度目を聞き取れなくても2回目で正確に聞き取れます。

そして3回目の『おはなが』、何がどう捻りかと言いますと、1、2回目の『ぞうさん』と同じ4文字でありつつも若干発音が異なるのです。

『ぞうさん』の母音が『おうあう』に対し『おはなが』は『おあああ』です。3拍子の曲の1拍目と3拍目のアクセントが付く部分の韻は踏みつつ、少し捻りを加えています。

最後に『ながいのね』で5文字になり1つ前の『おはなが』の語尾2文字『なが』を繰り返して『ながいのね』につなげています。これが『4回目で裏切る』行為です。

 

この最初の歌詞、文字列で見ても何だか発音してみたくなるでしょ?これが『2回繰り返し3回目で捻り4回目で裏切る』です。

 

続いて作曲面です。

zosan

1小節目と2小節目はまったく同じですね。2回の繰り返しです。

そして3小節目、1、2小節目と同じ入りリズムなのですが3拍目だけ4分音符1つから8分音符2つに変わっています!これが3回目の捻り。

最後に4小節目、1、2、3小節目までのリズムとは異なるものを使っています。これが4回目の裏切りです。

小さい頃から刷り込まれている童謡ぞうさんですが、このように作詞作曲のどちらにも『2回繰り返し3回目で捻り4回目で裏切る』が使われています。

 

作詞作曲どちらにも使うことによって覚えやすい歌詞とメロディに仕上がっています。

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It’s The Falling In Loveの2回繰り返し3回目で捻り4回目で裏切る

It’s The Falling In Loveはキャロル・ベイヤー・セイガーとデヴィッド・フォスターの共作曲です。AOR好きはドンピシャな曲かと思います。

Carole Bayer Sager – It’s The Falling In Love

AOR好きではないにしろ、マイケル・ジャクソンは聴くよ!って方もアルバム「OFF THE WALL」にカヴァーが収録されていますので1度は聴いたことがあると思います。

Michael Jackson – Off The Wall – It’s The Falling In Love

僕もマイケルの方が馴染み深いですね。こっちのアルバムの方が売れていますしね。

 

さて、この曲のサビ部分に『2回繰り返し3回目で捻り4回目で裏切る』が出てきます!

マイケルヴァージョンの1:04からの部分ですね、装飾的な部分(itやthat)は省きます。

fall

1小節目と同じ「ファソラファ」を2小節目でも繰り返しています。音高もリズムも歌詞の言い回しも同じですね。2回の繰り返しです。

そして3小節目、1、2小節目と同じリズムを使いつつも、音高が異なります。

「ファソラファ」から「ドレファソファ」と語尾のつけ方も少しだけ変化していますね。3回目の捻り部分。

最後に4小節目、3小節目まで8分音符で刻んできてからの4分音符3発!

3小節目までは下から上に登るメロディだったのに対し、4小節目は上から落ちてきます。これが4回目の裏切りです。『Cry Cry Cry』と歌うのがとても楽しくなります!

 

歌詞に関しても『fallin’ in love』と『makin’ me high』は同じ言い回し、loveの歌い方を少しの変化させ『being in love』、そして最後に『Cry Cry Cry』です!

 

『2回繰り返し3回目で捻り4回目で裏切る』を使うことで4小節目に爆発力を持たせることができます

I Say a Little Prayerの2回繰り返し3回目で捻り4回目で裏切る

I Say a Little Prayerはバート・バカラックとハル・デヴィッドの楽曲で、ディオンヌ・ワーウィックのための曲ですね。

Dionne Warwick I Say A Little Prayer 1967 Original Million Seller

多くのカヴァーが存在しますが、僕はアレサ・フランクリンのカヴァーが好きですね。魂が入っていて泣きそうになります。

Aretha Franklin – I say a little prayer

 

この曲においても少し変化球ですが、サビの部分に『2回繰り返し3回目で捻り4回目で裏切る』が使用されています。

アレサヴァージョンの0:36の部分です。

isay

まずは「Forever」を2回繰り返しています。繰り返すことでより強く想いが伝わってきます。2回の繰り返し

そして3回目の捻り部分、1、2回目と同じリズムで『You’ll stay in』と歌いつつ、語尾に『My heart』が加わりました。

ここは変拍子になっているので、より「お?少し変化したな?」というような気持ちになると思います。これが3回目の捻り部分。

最後に力強く『I will love you』です。3回目の捻りまでは『Forever』のForやYou’llが前の小節に飛び出ていましたが、ここでやっと小節の頭に強いアクセントが付けられています。

3回目までの捻りが4回目の裏切りのための助走だというのが分かります。

 

『2回繰り返し3回目で捻り4回目で裏切る』は少しずつアレンジを加えることも可能なんです。

最後に

作詞作曲に困った時に使える『2回繰り返し3回目で捻り4回目で裏切る』を紹介しました。

困った時ではなくても使ってみるとサクサク作詞作曲できてしまうかと思います。

このような『縛り』があると作業がスムーズに進むので、1度使ってみてはどうでしょうか?

GANO

コード進行で縛るのもアリですよ



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    作詞曲家・DTMer・WEBライター。DTMを中心に歌モノ・BGMを制作しています。シティポップ系やブレイクビーツなどを好んでます。
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