Vol.92 ピアノとホーンセクションがかっこいいハウスナンバー 『Mousetrap / Sounds Of Life』
公開日:
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最終更新日:2018/07/23
ANALYZE GANO's ANALYZE, Sounds of Life
Mousetrap / Sounds of Life
どうも、GANO(@Past_Orange)です。
ダンスミュージックは常に新しいものに移り変わっていきますね。いろんな方向に細分化されて新しさを押し出すために新しいジャンル名がつけられ続けています。
だからこの曲も細かいジャンル分けでいけばしっかりと名前があるんだろうけど、純粋に「ハウス」でいいのかなって感じ。
今回紹介するのはこの曲!
Mousetrap (Look What the Cat Dragged in Mix) / Sounds Of Life
う〜ん、かっこいい!シンプルに四つ打ちのハウスって感じです。
美しいピアノ、唸りを上げるようなホーンセクション、シャープなドラム、チープなシンセ音。
どこかからサンプリングしてきてダンストラックに変えてしまうのがハウスというジャンルですよね。
このMousetrapは2001年にドイツのリリースされた楽曲で、当時は大流行りしてました。覚えやすいフレーズが繰り返されるだけなのでダンスフロア向けなんですね。
Sounds Of Lifeと検索しても違うものがわんさか出てきてしまいますが、作曲者はMartin Buttrichというドイツ人。
現在は主にスタジオミュージシャンとして活動していまして、MadonnaやMuse、Fatboy SlimやBootsy Collinsとお仕事をしています。
Native InstrumentsのMachineを使っているようで、使ってるぜ〜ってプロモーションしてますね。
今や大物となった彼の若かりし時に使ったのがこのMousetrapなんですね〜。
どんな曲なのか見ていきましょう!
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Mousetrapのコード進行について
Mousetrapとはネズミ捕りのことですね。臆病者を捕まえるって感じに使ったり、顧客をとらえる新商品って意味があったりします。
また、小さなナイトクラブなんて使われ方もしてまして、2000年代当時のハウスムーブメントに沸くクラブシーンを指しているような気もします。
コード進行は1パターンのみ!
Aマイナーの曲なので、Ⅰm→#Ⅶm♭5→Ⅲ/Ⅶ→#Ⅵm7♭5です。ややこしく見えますね!
単純に考えると、ただただベースが半音ずつ下がっていくだけのコード進行です。
マイナー曲において和音はⅠmを弾きながらベースのみ下がっていくパターンは定番ですよね。
このⅠm→♭Ⅰaug→Ⅰm7/Ⅶ→#Ⅵm7♭5を使おうと思った際に、いや待てよ、Ⅰm→#Ⅶm♭5→Ⅲ/Ⅶ→#Ⅵm7♭5も捨てがたいな!
ってな具合でどちらにするか選んでみるのも良いですね。
Ⅰm→♭Ⅰaug→Ⅰm7/Ⅶ→#Ⅵm7♭5は正統派で直球に悲しい感じ。
今回のⅠm→#Ⅶm♭5→Ⅲ/Ⅶ→#Ⅵm7♭5は悲しいんだけど明るい響きも隠れててドラマチックな感じです。
どちらが曲調にハマるか試してみるのも楽しいですよ!
最後に
ハウスの文化は70年代後半からありますが、クラブシーンで火がついたのは2000年代初期です。
この時期はやたらハウスばっかり流れていましたね!一発屋と呼ばれる曲たちがあふれていましたよ。
ピアノが美しいハウスナンバー、作ってみてはいかがですか?
GANO
フランスのハウスもオススメ!
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