Vol.50 ディスコを今風ポップにアレンジ!『Wrapped Up feat. Travie McCoy / Olly Murs』

公開日: : 最終更新日:2018/07/23 ANALYZE ,

Wrapped Up / Olly Murs

どうも、GANO(@Past_Orange)です。

ディスコリバイバルなんて言葉が飛び交うほどに、ディスコの現代風アレンジのような楽曲が多くリリースされているここ最近。ディスコソング好きとしては嬉しい限りです。

男性が女性に向けて歌うディスコソングは直球で、「君しかいないよ」と歌うものがとっても多いです。

特にファンク色が強くなってきますと、ボーカルはイケメンでダンスもキレッキレで服もギラッギラ。絶対に「君しかいないよ(ウソ)」ソングなんですが、そんなチャラさも魅力のひとつなようで、女性はコロッといってしまうのかもしれませんね。

今回紹介する曲は、そんな2枚目なディスコソングではあるんだけどちょっと(ボーカルに)3枚目感が出ていて変わった印象を受ける曲です。


Olly Murs ft. Travie McCoy – Wrapped Up

いやぁ、3枚目感と言ってしまって申し訳ない。楽曲自体はとってもカッコよくて、ディスコソングをよりポップにして今の10代20代にも受けるような曲調に落とし込んだ印象を受けます。

Olly Mursの歌声はとっても歯切れが良いし整った歌い方です。現代の若者向けのボーカルでありながらも、ディスコ世代を唸らせるようなサビもあったりで、もっと人気になっても良いのではないかと思います。

 

ブラックミュージック中心だったディスコソングを、より今風なスマートにまとめたようなこの曲、どのような内容なのでしょうか?

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歌詞について

歌詞は定番ディスコ口説きソングです!深読み不要ですよ〜

Now excuse me if I sound rude
But I love the way that you move
And I see me all over you now

Baby, when I look in your eyes
There’s no way that I can disguise
All these crazy thoughts in my mind now

この部分はお決まりの口説き文句が並びますね、お決まりってほどにディスコソングにはこのような口説きが必要ってことだと僕は思っています。ド頭からExcuse Meって言っちゃうところがちょっと3枚目感が出てるかなと感じました。

その他の部分はほとんど韻を踏むための言葉遊びですね、歯切れがよくて聴き心地最高です。

You got the lock
I got the key
You know the rest
You know just where I wanna be
Don’t ever stop controlling me
I kinda like it when you bring me to my knees

おっと、何やらおかしな方向にいっているような。とっても謙虚なチャラい人かと思っていたのですが、操るのをやめないでよ!とかひざまづくのも嫌いじゃないぜ〜って言い出すとなると、Mっぽさが!

そうなってくると鍵も彼女の心の壁かと思ってたのですが、違う意味に聞こえてきますねぇ

You got me wrapped up
Around your finger
I’d do anything for your love now
And when you touch it,
The feeling lingers
Takes me up so high I can’t come down
You got me wrapped up, baby

おっとおっと、wrapped upで包み込むですから、虜になったよと訳しておりますが。「あなたの指で」となっていますし、「君が触れた時の感覚がまだ残ってるぜぇえ〜」となるとちょっと意味が違って聞こえますね。

じゃあso highって絶頂ってことなんでしょうか?一応、訳もそっちよりに変換してあります...ドMソングだったのか!!

1回聞くと爽やかで明るくクリーンな曲に感じますが、こうやって訳してみるとド直球にドMですね。さすがディスコソング、セクシー路線は外せませんね!

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コード進行について

サビのコード進行を抜粋します。

譜面で
wr1

キーエディターで
wr2

1小節に1コードと、いたってシンプルなコード進行となっております。

キーはD♭メジャーですので、Ⅳ→Ⅴ→Ⅲ→Ⅵの循環コードです。♭ばかり黒鍵ばかりで弾きづらいよ〜って方は半音下げてもらえるとキーがCになりますので弾きやすいかと思います。

キーをCメジャーにすると、FM7→G7→Em7→Am7となりますね!借用和音もなくダイアトニックスケールだけのシンプルな循環コード。その分メロディのリズムがシンコペーションを多用してるので弾んだ印象を受けます。

全体を通してボーカルのリズム取りは難しいので、シンプルなコード進行との対比となっていてバランスが良いのかもしれません。

最後に

この曲でANALYZEは50曲になるのですが、今まで取り扱ったディスコソングで珍しいドMソングでした。

口説く時は上から、振られたら下からの目線が多いのですが、口説く時に下からなのは面白いですね!

GANO

こちらも若干ドM?



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    作詞曲家・DTMer・WEBライター。DTMを中心に歌モノ・BGMを制作しています。シティポップ系やブレイクビーツなどを好んでます。
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