Vol.51 世間とはずれているかもしれないけど、僕は先を行っている!『Jerk It Out / Caesars』

公開日: : 最終更新日:2016/06/12 ANALYZE ,

Jerk It Out / Caesars

どうも、GANO(@Past_Orange)です。

Appleという会社が出す商品はどれもかっこよく、MacやiPod、iPhoneなどなど日常に溶け込むような便利さとオシャレな面も兼ね揃えた商品を多く世に送り出しています。

さらにはその商品のTVCMもかっこいいと僕は感じます。歴代のAppleのCMは音楽の選曲も抜群で、AppleのCMから好きになった曲も多いです。たとえばこのCM

iPod shuffleのCMですね、映像、音楽共にすごくセンスが良いな感じます。今回はこのCMで使われている曲を紹介します。

 

Caesars – Jerk It Out

動画ではバンド名がCaesars Palaceと表記されていますね、彼らの本拠地スウェーデンではCaesars Palaceとして活動しているようです。

アメリカでのCDデビューの際にCaesars Palaceだと大人の事情でダメとされたため、Caesarsとして売り出された模様。Caesars Palaceって同名の巨大なホテルがあるからですね。

日本にはこのAppleのCMで進出してきましたが、この曲以外は知名度が付いてこず一発屋のような扱いになっています。一発でもスウェーデンから日本に届けているのだからとってもすごいことですよね!

劣化したようなあえて悪い音質で録られているJerk It Out、その音質の悪さがさらにかっこよく聞こえますが、いったいどんな曲なのでしょうか?

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歌詞について

このANALYZEコーナーでは恋愛ソングが多いのですが、この曲は違います!久々だっ

Wind me up
Put me down
Start me off and watch me go
I’ll be runnin’ circles around you sooner than you know
A little off center
And I’m out of tune
Just kickin’ this can along the avenue
But I’m alright
怒らせたり吐き捨てたりして僕がどこか行くのを見ているね
僕は君が理解しているよりも早く君の周りを回ってるんだ
変わり者で輪の中心から外れてるようだけど
道端に蹴り捨てられた空き缶のようだけど
僕には問題ないね

ここで言われている輪の中心にあたるものは世間一般、常識のことでしょう。主人公は頭を使いどんなに先見の明を持っていても、世間一般からは変わり者扱いを受け罵倒され、厄介者としてあしらわれる。でもそんなことは問題ないことだよと歌っています。

‘Cause it’s easy once you know how it’s done
You can’t stop now
It’s already begun
You feel it runnin’ through your bones
And you jerk it out
何が起きてるかすぐ分かるだろ
君は止めることができないよ、もう始まってしまっているからね
骨の中を走り回っているのを君も感じてるはずさ
そして君は口走るんだ

サビの部分ですね。何を口走るかというと、上記のヴァース部分で歌われた主人公に対する罵倒の言葉でしょうね。あくまで本人は上から罵声を浴びせているように感じていたのですが、本当は悔しくて罵倒せずにはいられなくなってるんだよと主人公に言われているんです。

負け惜しみ、負け犬の遠吠えのことを歌っているんですね!かなりの煽り具合です。

Shut up
Hush your mouth
Can’t you hear you talk too loud?
No can’t hear nothin’ ‘cause I got my head up in the clouds
I bite off anything that I can chew
I’m chasing cars up and down the avenue
But that’s okay
黙れ、口を閉じろよ
君は自分がすごい大きな声で叫んでいることに気づいてないの?
僕には聞こえないけどね、そんなこと上の空さ
デコボコ道で走る車を追いかけてるようなものだね
でも全然大丈夫さ

さらに煽りは続きます。どんなに罵声を浴びせられてもまったく気にならない、君よりも僕は高いところにいる、次元の高いところで戦っているから聞こえないんだよと歌っています。

主人公は、足場の悪い道で車を追いかけるような無謀なことかもしれないけど、でも問題ないよ。と余裕の一言です。どっしりと構えている印象ですね!

 

何か新しいこと、少しずれたようなことをしていると必ず叩かれるもの。でも当人は先を見ているのでまったく気にしてないってことですね。むしろ批判してくる人たちはアホみたいだよって話なんです。

とても挑発的で野心的な歌詞となっています。サウンドとマッチしていますね!

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コード進行について

まずはヴァース部分のコード進行

譜面で
je1

キーエディターで
je2

ロックな曲なのですべて3和音・ダイアトニックスケールのみでスッキリと直球なコード進行となっております。2小節回りなところも分かりやすくていいですね。

強進行は一切なく、からかうようにフラフラとコードが移動していきます。G#マイナーなのでⅠm→Ⅲ→Ⅶ→Ⅵですね、移調してどんどん使ってみましょう!

続いてコーラス部分

譜面で
je3

キーエディターで
je4

こちらは4小節回りのコード進行ですね!2拍目4拍目にG#mが入ることで少し切なさといいますか、真実味がでてくるような響きとなっております。まるで文句を言わずにはいられない人たちを哀れんでいるかのようなコード進行です。

ちなみにこのコード進行の繰り返しの最後はF#を2小節伸ばしてヴァース部分に戻ってくださいね!

最後に

周りの目なんか気にしてないでドンドン挑戦していけよ!という応援歌のようにも聞こえます。

そうそう、新しいことは常に否定されるんです。否定を好む人は現状から動けない人だと思えば多少叩かれても気がラクですよね。

こんな直球な楽曲はいかがでしょうか?

GANO

モッズな楽曲も好きではないでしょうか?

 



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  • gano1
    作詞曲家・DTMer・WEBライター。DTMを中心に歌モノ・BGMを制作しています。シティポップ系やブレイクビーツなどを好んでます。
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