Vol.55 さぁ踊ろう、君も一緒に!!『Do It / Tuxedo』

公開日: : 最終更新日:2016/06/12 ANALYZE ,

Do It / Tuxedo

どうも、GANO(@Past_Orange)です。

今回は、先日来日しサマーソニックやビルボードライブ東京にてライブを行ったTuxedoの楽曲を紹介します。会った人も会えなかった人も、今一度Do Itを聴いてみてね。


Tuxedo – Do It

繰り返される『Do It!』というフレーズが印象的なディスコファンクな1曲です。

Do Itのアイディアの元になったであろう曲が、Zappの中心人物であったRoger Troutmanのソロ作品の『Do It Roger』です。

Zapp & Roger – Do It Roger

Do It Rogerの方がよりファンクな音作りですね!Tuxedoは現代にあうようにディスコファンクを焼き直した印象です。

踊りだしたくなるようなこの曲、いったいどんな曲なのでしょうか?

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Do It 歌詞について

歌詞はほとんどが繰り返しです。聴かせる曲ではなく躍らせる曲ですからねぇ

Ooh I got a new one for ya
I like the way that sounds
I’m ‘bout to do it for ya
I like to break it down
This joint has got me open
Ooh that’s my favorite song
I put my thang in motion
I do it all night long
なぁいい曲を手に入れたぜ 良い音してるんだよな
さぁ踊ろうよ 沈んだ雰囲気を吹っ飛ばそうぜ
開放的になってさ この曲お気に入りなんだ
見せてやるよ 一晩中踊ろう

Do It Ohhh here I go again
踊ろう また俺の出番だ

深読みするような意味はないですし、隔行ごとに軽く韻を踏む程度でして、本当に聴き心地と歯切れの良さを優先したような歌詞となっています。踊れればそれで良いじゃないか!ということですね。

Thangはスラングでして、Thingのようなものです。物や事、場合によっては人に対して使いますね。良い意味での使われ方のようです。

この部分は何度も繰り返されるので、歌詞に耳を傾けずに体で答えてくれよなってメッセージが含まれているような、気が、僕はするよ?

I’ve been working hard and now the weekend is here
(Give it your best shot Show me what you got)
It’s time to light one put it in the atmosphere
I got that lightning feeling from my head to my toes
So tonight I’m really gonna let myself go
(Show me what you got)
散々働いてやっと週末がきたよ
(君の最高な姿見せてくれよ)
今こそここで光輝くんだ
まるで頭からつま先まで稲妻が走ったようだよ
だから今夜は自分自身を解き放つんだ
(君の全てを見せてくれよ)

ここの部分だけは少しシットリとしてまして、平日働き続けてやっと週末になって開放された気分だよ、だから君も自分を出して踊るよ!って感じですね。

日本人は働きすぎて踊る気力もなくベッドにドンだな〜と歌詞を読んで思ってしまったり。アメリカ人踊る元気が残ってて良いなぁ

 

全体を通して、踊ろうよ!Do It!!なメッセージだけです。ディスコなんでそりゃそうですよね、色恋沙汰にも聴こうと思えば聴こえますが、そんな深読みも不要なほどに直球なダンスナンバーですね。

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Do It コード進行について

明るいダンスナンバーですが、コード進行はマイナーな印象です。

譜面で
tu1

キーエディターで
tu2

C#マイナーとして解釈してますが、終止する場所がC#mなだけでメジャーっぽさもあるっちゃああると思います。マイナーキーの怪しい雰囲気も出さずにサラッと流して聴いてしまうようなコード進行ですね。

ⅥM7→Ⅴm7→Ⅰm7→Ⅳm7→Ⅴm7となっていまして、ベースラインも滑らかです。ダイアトニックスケール内のお隣の音に行くか、4度上に強進行するかでして、永遠に繰り返す事ができるコード進行となっています。

最後に→Ⅳm7→Ⅴm7と行くかⅠm7のまま行くかの違いを繰り返す部分がほとんどなんですが、これが後に効いてきます。

譜面で
tu3

キーエディターで
tu4

MVでいうと2:08からです。散々繰り返してきたAM7→G#m7→C#m7がここだけAM7→G#7→C#m7に変わるんですね。これが気持ち良い!!

G#7はC#m7に行くためのセカンダリードミナントでして、C#m7を強調するために登場したお膳立てコードです。G#7が出てくることによりマイナー感を強めてくれます。

ただG#m7がG#7になっただけなのに急に切ない感じが入ってきました!歌詞もそれに合わせて少しだけ具体的な内容に変わっています。

ただ1つの音を半音下げるだけで印象を変えてしまうんだから、この微妙な違いを意識する事が大事になっています。使ってみてね

最後に

一応ですが、MVで大きな体を軽やかに動かし踊っている男性はTuxedoではありません。Isaac Tualauleleiというロサンゼルスのダンサーさんですね。俳優業もやっているのかな?

Mayer Hawthorneは0:22あたりにちょこっとだけ出てきてますね!Jake Oneはどうした!

GANO

1stアルバムのリードトラックはこちら



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    作詞曲家・DTMer・WEBライター。DTMを中心に歌モノ・BGMを制作しています。シティポップ系やブレイクビーツなどを好んでます。
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