映画『ターミネーター ニュー・フェイト』 AIロボットの適切な教育とメキシコからの移民を扱う新作ターミネーター

公開日: : 映画

『ターミネーター ニュー・フェイト』 AIロボットの適切な教育とメキシコからの移民

どうも、GANO(@Past_Orange)です。

2019年10月9日に日本公開となった『ターミネーター ニュー・フェイト』を観てきました!

2作目までは大人気なターミネーターシリーズの最新作です。

では、まず予告編を観ていきましょう!


映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』本予告

リンダ・ハミルトンが演じるサラ・コナー復活ですね。

正統な続編と打ち出す理由も気になります。

映画『ターミネーター ニュー・フェイト』はこんな人にオススメ!

どんな人が『ターミネーター ニュー・フェイト』を楽しめるか考えてみました。

・心も体も強い女性が好きな人
・懐かしさに浸りたい人
・AIについて考えたい人

こんな感じ。

予告にある通り戦うのは女性ばかり。心も体も強い女性がでてきますよ。

さらに『ターミネーター2』を懐かしみたい人にもオススメですね。

最後にAI、ロボットの今後を考えたい人。毎度のテーマではありますが、ここにも1つの提案があります。

まったくシリーズを知らないという人は、『ターミネーター』『ターミネーター2』までは観ておきましょう。

ではネタバレを含んだ感想を載せていきますね!

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『ターミネーター ニュー・フェイト』 女性の強さを描く


出典:YouTube

歴代ターミネーターでは戦うのはほぼ男性。サラ・コナーのように戦う女性もいるんですが、メインとなるのはいつも男性でした。

本作では守る人も守られる人も女性ですね。ダニー、グレース、サラ・コナーの3人が強く戦う姿が印象的です。

必死にダニーを守ろうとするグレースと、そんなグレースに翻弄されながらも時間が経つとともに未来の司令官となる強い意思が出てきて、力強くグレースを指導する2人のやりとりが「百合」であると話題になっています。

「ターミネーター」と打つと「百合」とサジェストされるほどの話題っぷり。

加えて60代でもなお格好良さに磨きをかけるリンダ・ハミルトンのサラ・コナーですから、ウーマンパワー全開で楽しめます。

その点、シュワちゃんっているの? って感じ。とりあえず感が強く、もっと強い女性3人のやりとりを観たかったという意見もあるようです。

ダニーが指導者を生む存在である、子供を生むから守られているわけではなく、指導者自身であったことも好印象。

さらにグレースもロボットではなく人間であることを強く押し出していたのも良かったです。女性は子供を生む機械ではありませんからね。

そういった女性の強さを扱った点において、今までのターミネーターと違いを出せた作品となっています。

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『ターミネーター ニュー・フェイト』 アメリカとメキシコの国境とAIの今後


出典:YouTube

話の始まりがメキシコであり、国境越えを描いた部分も注目ポイントですね。

ダニー役のナタリア・レイエスがコロンビア人、REV-9役のガブリエル・ルナがメキシコ人であることも、明確に今アメリカで問題視されている国境と移民問題を取り入れていることがわかります。

ダニーの弟ミゲルがロボットに仕事を奪われるシーンは、メキシコから密入国する人々の苦悩を描いています。仕事を探して密入国してきているんですよね、アメリカ人の職を奪いたいわけではないんです。

ダニーがのちの指導者となる点も、人種差別せずに受け入れれば国を、世界を救う人物になるかもしれないよというメッセージがあることを感じます。

ただ殺人ロボットREV-9にもメキシコ系俳優を使った部分に関しては、言葉が通じない脅威となる敵として移民を扱っているようにも感じます。

様々な見方があるよねと言いたいのか、ただ多くの人にウケようとしているのかはわかりません。

T-800が所帯持ちとなり人間を理解し人助けをする存在として出てくる点も印象的です。

REV-9が殺しにかかってくる未来もあれば、T-800のように適切な教育を人工知能に行えば人間にとって良い未来があるという話にも感じます。

『ターミネーター ニュー・フェイト』 振り切れない内容


出典:YouTube

『ターミネーター2』以降ヒットしないシリーズとなっていますが、それもあって「正統な続編」として『ターミネーター3』以降を無しにしようとしている感じがあります。

新しく作っていくぞ! と意気込むのは良いのですが、観るとほぼ『ターミネーター2』のシーンばかり。オマージュばかりなんですよね。

このオマージュばかりな点を喜ぶ人もいるとは思いますが、僕はそれだったら『ターミネーター2』観るから! って感じ。

実際のところストーリーも映像もアクションも1991年のT2の方がすごいんですよね。今観てもすごいんです、傑作ですよ。

T2を超えようという気が本作からしないですし、女性陣が強くありつつも美味しいところはシュワちゃんが持ってっちゃうし、移民問題もAI問題もどっちつかずな印象。

非常に安全に安全に、薄く広くウケようとした感じがします。

リンダ・ハミルトンとアーノルド・シュワルツェネッガーも年齢のせいで体が動かないので、ほとんどがスタントマンがやっているはず。なのでカット割りが激しい! 顔写せないからね。

飛行機内の戦闘シーンなんか何やってるかよくわかりませんね。

仕方がないことなんですが、トム・クルーズやキアヌ・リーブスがスタントも含めやっちゃうのですごいアクションに慣れちゃってるんですよ。

ティム・ミラー監督ではなくデヴィッド・リーチ監督だったらもっとアクション重視になってたかと思います。

なので、全体的に振り切れない映画! という印象ですね。割と無味無臭。

↓GANOが作った作曲ツールです!↓
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最後に

もっと大幅に舵を切って欲しかったのですが、『ターミネーター2』を引きずっているようではヒットしないですよ〜。

と、偉そうなことも言いたくなっちゃうような内容でした。

GANO

アクションやるならこれくらい振り切れないと!



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    作詞曲家・DTMer・WEBライター。DTMを中心に歌モノ・BGMを制作しています。シティポップ系やブレイクビーツなどを好んでます。
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