Vol.91 流行とか世代じゃなくて、君と話すのが好きなんだ。『Young Folks / Peter, Bjorn & John』

公開日: : 最終更新日:2016/06/12 ANALYZE , ,

Young Folks / Peter, Bjorn & John

どうも、GANO(@Past_Orange)です。

僕はゆとり世代なんて言われて怠けてる甘えてる〜って年上の人たちに言われることもちょいちょいありました。

世代という大きな括りで評価することは非常に安直ですし、その評価に流されてしまって本当に怠けて甘えてしまうのはよろしくないですね。

今回紹介するのはこの曲!

Peter, Bjorn & John / Young Folks

口笛が印象的な曲ですね!どこかで聞いたことあるのではないでしょうか。

口笛も特徴的ですが、男女の気だるい歌い方も特徴的です。そしてミックスもアレンジも変わってる!!絶妙なバランスってことですね。

さて、どんな曲なのでしょうか?

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Young Folksの歌詞について

歌詞を見ていきましょう!

If I told you things I did before, told you how I used to be
Would you go along with someone like me
If you knew my story word for word, had all of my history
Would you go along with someone like me
もし君に僕が今までどんな奴だったか話したら
君は僕みたいな誰かとどっか行っちゃうのかな
もし君が僕のこれまでの人生をすべて知ったら
君は僕みたいな誰かとどっか行っちゃうのかな

I did before and had my share, it didn’t lead nowhere
I would go along with someone like you
It doesn’t matter what you did, who you were hanging with
We could stick around and see this night through
その話は前もしたしもう受け入れたからいいのよ
あなたみたいな誰かとどこにも行っていないでしょ
あなたがどんな人と一緒だったかなんてそんなことはどうだっていいのよ
こうやって一緒に夜を過ごしたじゃない

男女の掛け合いで成り立っているこの曲、男性は後ろめたい過去があるみたいですね〜。

昔の僕を知ったら離れて行っちゃうんだろうな〜って言ってるけど、女性はあっさりと否定します。

もう散々その話はしたでしょ!?みたいなちょっと強い感じ。でも優しいね。

And we don’t care about the young folks
Talking ‘bout the young style
And we don’t care about the old folks
Talking ‘bout the old style too
僕たちは若者が若い世代の流行について話してるのが好きじゃない
そして老人が老人世代の流行について話しているのもね

And we don’t care about our own faults
Talking ‘bout our own style
All we care about is talking
Talking only me and you
そして僕たち世代の弱点を話すのも好きじゃない
僕たちは話すことが好きなんだ
君と僕で話すことがね

みんなすぐ自分たちの世代のこととか流行とかに敏感に反応しているけど、そんなことはどうだっていいよねって感じです。

世代の欠点なんて話しても仕方がないよと。無駄なネガティヴはやめようぜって言いたいんですね。

そんなことより、2人で話してるのが好きなんだよ。って、なかなかにイチャイチャしてる!!

Usually when things has gone this far, people tend to disappear
No one will surprise me unless you do
I can tell there’s something goin’ on, hours seems to disappear
Everyone is leaving, I’m still with you
物事が過ぎ去れば大抵みんなどっかに消えちゃうのよ
私を驚かせるのはあなたぐらいよ
世の中がどう流れていくか 時間が流れていくか教えるよ
みんなはいなくなるけど 僕は君と一緒にいる

It doesn’t matter what we do, where we are going to
We can stick around and see this night through
僕たちがどうすべきか どこへ行くべきかなんてどうでもいいよね
僕たちは一緒に夜を過ごすことができるんだよ

時間が過ぎて流行は廃れて、そうしたらみんないなくなっちゃうんだよ。そんなことには動じないわ!と世間の傾向をバッサリ切ります。

私を驚かせるのはあなただけ。2人は一緒にいる。いいですね、世間のことなんか気にするなよ!って感じ。

これからのことなんか考えないで2人でいる今を楽しもうよ!そんなメッセージですね。

世の中の人々は世の中に敏感すぎる、そんなことより隣にいる最愛の人とおしゃべりをした方が素敵だよって曲ですね。

ごもっとも!ネット社会で情報過多な我々に向けたメッセージソングですね!!受け取りました〜

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Young Folksのコード進行について

ヴァースとコーラスの2パートとなっています。

ヴァース部分 譜面で
yf1

キーエディターで
yf2

コーラス部分でメジャーっぽくなりますが、マイナーで気だるい雰囲気が特徴的なのでマイナーとして解釈します。

Aマイナーの曲なので前半はⅥ→Ⅳm→Ⅰm/Ⅲ→Ⅰmですね。後半はⅠm/ⅢがなくなったⅥ→Ⅳm→Ⅰmです。

後半部分との差をつける、飽きさせないために前半部分はⅠm/Ⅲを追加した印象ですね、ベースがなんとなくⅢを弾いたような。

なので全体的にⅥ→Ⅳm→Ⅰmとして覚えればよいかと思います。

強進行もなくマイナー調で3和音ダイアトニックのみのシンプルなコード進行です。

気だるい歌い方が乗っかるので素朴な印象を受けますが、メロディによっては暗い表現もできるコード進行です!

コーラス部分 譜面で
yf3

キーエディターで
yf4

Ⅵ→Ⅲですね。たまにコーラス部分で使われていたコード進行が差し込まれますが、そこ以外はずっとこれ。

Ⅲで終わるなんて!と感じますが、やはりここだけ平行調のCメジャーへ転調しているんですよね。気だるさが明るさへ変わった感ありませんか?

俺の過去知ったら君いなくなっちゃうんだろぉお?何言ってんの!一緒にいるでしょうが!!なナヨナヨな雰囲気がマイナーで歌われ、2人で喋るのが好き〜!!と明るくなるのがメジャーで歌われます。

歌詞に合わせてメロディも変えてるんですね!同主調なので調号は変わりませんが転調していると言えます。

マイナーかメジャーかでは分けられない曲って結構ありますよね!

最後に

気だるいながらも強い意志を持った歌ですね!口笛の音色とスッカスカのアレンジで惹きつけられます。

シンプルなコード進行なので使ってみてはいかがでしょうか?

GANO

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    作詞曲家・DTMer・WEBライター。DTMを中心に歌モノ・BGMを制作しています。シティポップ系やブレイクビーツなどを好んでます。
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