『ベイビー・ドライバー』は音楽好きにオススメ! カーチェイス&ガンアクションが音楽と共鳴するノリノリ映画

公開日: : 映画

『ベイビー・ドライバー』は音楽好きにオススメ!

どうも、GANO(@Past_Orange)です。

2017年8月19日に日本でも公開となった『ベイビー・ドライバー』を観てきました!

音楽を聴くことで耳鳴りを消す若き凄腕ドライバーを描いた作品となっています。

では、まず予告編を観ていきましょう!

映画『ベイビー・ドライバー』予告編

予告編を観るだけで音楽とのシンクロしたカーチェイスとガンアクションが楽しめる映画だと分かりますね。

そしてそして、冒頭6分間の映像も注目されましたね。

映画『ベイビー・ドライバー』冒頭6分カーチェイス

スバルのインプレッサ WRXが使われていることで車好きからの支持を、流れるBellbottoms / The Jon Spencer Blues Explosionとのシンクロで音楽好きからの支持を、畳み掛けるカーチェイスと映像の格好良さで映画好きから支持を得ました。僕もこれ観て一気に虜に。

この冒頭6分を観て「観たことある!」となった人はすごい! そうこれ、Blue Song / Mint RoyaleのMVまんまなんですね。

Mint Royale – Blue Song

なるほど、ここから引用してきたのね〜ってなりそうですが、実は逆。このMVの監督もベイビー・ドライバーと同じエドガー・ライトなんです!

このMVは2003年の作品なのですが、その以前からベイビー・ドライバーの構想があり、ベイビー・ドライバーの冒頭部分をMVに反映させた形となっています。

ドアを閉める音が音楽とシンクロしてたり、ワイパーを動かしたりとほぼ一緒ですよね! ごきげんですよこれは。

『ベイビー・ドライバー』はこんな人にオススメ!

どんな人が『ベイビー・ドライバー』を楽しめるか考えてみました。

・音楽、特にポップスが好きな人
・カーチェイスが好きな人
・ガンアクションが好きな人

こんな感じ。

何回も言いますが、音楽好きな人はノリノリの2時間ではないでしょうか? MVのような映画なので音楽好きは楽しめます。

ただし音楽好きって言っちゃうとかなり幅広いので、特にポップス好きの人ですね。ポピュラーミュージックって意味のポップス。

rock’n’rollやSoul、R&BやHip Hop好きはハマると思いますよ。

そしてカーチェイス映画が好きな人。車好き必見と書きたいところですが、車の種類や改造、マニアックさを求めちゃうとスカしますね。そっち好きな人はワイルド・スピードシリーズやトランス・ポーターやタクシーを観てくださいな。

主人公はあくまで”逃し屋”。目立つ珍しい車には乗らず、隠れやすい足のつきにくい車を選んでます。なのでカーチェイス好きにオススメってことで!

あとガンアクションが意外に激しい! カーチェイスだけなのかと思いきや、銃撃戦がかなり激しい。音楽とシンクロした銃撃戦は血が滾りますよ。

グロくはないけどちょっと痛々しい場面もあるので、お子さんを連れて行くかは難しいところ。エッチなシーンはありません!

ではネタバレを含んだ感想を載せていきますね!

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『ベイビー・ドライバー』のどこが「カーチェイス版『ラ・ラ・ランド』」なのか?


出典:YouTube

『ベイビー・ドライバー』の宣伝文句に「カーチェイス版『ラ・ラ・ランド』」ってめっちゃ出てくるんですよね。本当にそうなのか?

監督のエドガー・ライト的には全然違うよってことでした。僕もまぁこの宣伝文句は『ラ・ラ・ランド』がヒットしたから持ってきたと思ってます。

それがなかったら「トランス・ポーター×ワイルド・スピード」とか言われてたかも。日本人そういう文句に弱いから!

じゃあ『ベイビー・ドライバー』に『ラ・ラ・ランド』的要素はないの? って言われると、全くないとは言えません。どこらへんが『ラ・ラ・ランド』っぽいか考えてみました!

ちなみに『ラ・ラ・ランド』の記事もあります。

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冒頭で観客を一気に引き込む感じが『ラ・ラ・ランド』

『ベイビー・ドライバー』冒頭6分間の映像を観ていただければ分かりますが、映画開始直後にこの映画がどんな作品なのか分からせるためのどデカイ爆弾を爆発させています。

この爆弾のおかげで観客は一気に映画の世界に引き込まれちゃうわけですね。

この開始早々にどデカイ爆弾を爆発させるやり口は『ラ・ラ・ランド』も一緒です。


出典:YouTube

『ラ・ラ・ランド』の冒頭、渋滞している中みんなで急に歌い踊り出す。この映画はミュージカルでカラフルで夢見る人が主人公の映画なんだとわかるんですね。

ただこの冒頭で爆発させるやり口は『ラ・ラ・ランド』だけではないですね。最近のトレンドのような気もします。

なんだったら映画だけじゃなく音楽も再生開始早々に盛り上がらないとすぐ次の曲行かれちゃいますからね。時代の流れからこのようなやり口が使われていると感じます。

音楽に合わせた映画と考えれば確かに『ラ・ラ・ランド』

“音楽とのシンクロ”という意味ではミュージカル映画の『ラ・ラ・ランド』と近いものがあります。

『ラ・ラ・ランド』は人が歌い踊るのですが、『ベイビー・ドライバー』では車や銃、カフェのベルや足音など、様々な音が音楽とシンクロしています。

観客が音楽にノッて映画を楽しむということは共通していますね。

『ラ・ラ・ランド』はミュージカル映画にしては歌の数・シーンは少なめですが、『ベイビー・ドライバー』はほぼ鳴りっぱなし。

ほとんどの行動が音楽に合わせて鳴るので、そういった点では『ラ・ラ・ランド』よりもミュージカルなんじゃないかとも感じます。

前半ハッピー、後半にかけて辛くなってくるところが『ラ・ラ・ランド』

これは話の展開部分ですね。

『ラ・ラ・ランド』は売れないミュージシャンと女優が出会い恋に落ち、夢見ながらもすれ違い、最後に夢を叶えるも恋は実らないという流れになっています。

後半になるにつれて涙が溢れてくるんですよね。最後の夢想部分でドバドバ涙が。そうこれ打ってる今も涙が。

そして『ベイビー・ドライバー』。借金返済のために悪人を車で逃す”逃し屋”がウェイトレスに一目惚れ、恋に落ちるも楽しい時はすぐ終わり強制的に犯罪に関与、ウェイトレスも見つかり悪人にも警察にも追われる身になる。

後半につれて辛くなってきます。前半あんなハッピーだったのに!

ノリノリでコーヒーを運ぶシーンだったり、主人公ベイビーとヒロインのデボラがコインランドリーでイヤホン片方ずつ付けて音楽聴くシーンはキュンキュンするのに!(L・Rで聴こえる音違くないって言わないで)

嬉しくて音楽聴きながら踊るベイビーがあんなに可愛いのに!

後半ガンガン人死にますからね。いやぁバッツがかなり悪い。おのれバッツ! となりますが、まさかベイビーが殺すとは思いませんでしたよ。その展開もさすが。

『ベイビー・ドライバー』と『ラ・ラ・ランド』との共通点はこんなところじゃないでしょうか?

おまけですが、『ラ・ラ・ランド』のヒロイン役のエマ・ストーンが出演する噂もあったそうです。めっちゃおまけ。

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『ベイビー・ドライバー』が音楽好きにオススメな理由。とりあえず劇中で使われている曲を知ってほしい


出典:YouTube

予告を観る感じだと音楽はrock’n’rollがほとんどなのかと思っていたのですが、他のジャンルも結構ありましたね。

Bob & Earl – Harlem Shuffle

古! 1963年のR&Bですよ。この曲を聴きながら踊りコーヒーを買うベイビー。まるでMVですね。この映画まるまるMVみたいなんだけど、このシーンはウキウキです。

Dave Brubeck – Unsquare Dance

1961年のJazzです。ほぼクラップとベース音だけ。

Easy – The Commodores

続いて1977年Soul。こう続けてみると結構チョイスが古いんですよね。エドガー・ライト監督は本当音楽好き。

the button down brass – tequila

テキーラ! で有名なラテンミュージック。まさかテキーラに合わせて銃撃戦、最後に爆発があるとは。楽しい映画ですよほんと。

Young MC – Know How

1989年のHip Hopですね。今はHip Hopって言わないのかな、Rapミュージックかな。ブレイクビーツが気持ち良いですね。

Simon & Garfunkel – Baby Driver

映画タイトルにもなってる曲です。rock’n’rollですね! 映画の内容もこの曲から影響されているかも。

その他にも名曲いっぱい! 僕の趣味でチョイスしてますので、ぜひサントラ買って聴いて欲しいですね。

音楽ネタも多いので楽しめますよ。

↓GANOが作った作曲ツールです!↓
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『ベイビー・ドライバー』が音楽好きにオススメな理由。ミュージシャンが結構出てくるよ


出典:YouTube

エドガー・ライト監督、さすが音楽好き。ミュージシャンが多く出演しています。


出典:YouTube

分かりますか、右から2番目。Red Hot Chili Peppersのベーシスト、Fleaです。ぴょんぴょん跳ねるベーシスト。劇中デカッ鼻って呼ばれてます。

Fleaは結構映画出てるんですね! 知らなかったな〜。

Sky Ferreira – Everything Is Embarrassing (Official Video)

ベイビーの母親役はSky Ferreira。最近ドラマにも出てるみたい。

OutKast – The Way You Move ft. Sleepy Brown

Killer Mike – Pl3dge

OutKastのラッパーBig Boi、ベテランラッパーKiller Mikeもちょこっと出演。

Rainy Days and Mondays – Paul Williams

武器商人としてPaul Williamsも出演! Roger NicholsとのコンビでCarpentersに楽曲提供した数々、大好きです。

The Jon Spencer Blues Explosion – Bellbottoms

看守としてちょこっとJon Spencerも出演。冒頭6分で音楽を、最後に本人登場ってエドガー・ライト監督の粋な計らいです。

ちょい役ばっかりだけど、好きな人は出てるだけで嬉しいですよね!

『ベイビー・ドライバー』の登場人物たちは今までの人生のしっぺ返しをちゃんと食らう


出典:YouTube

『ベイビー・ドライバー』は悪人ばかり出てくるんだけど、その誰もが今までの行いのしっぺ返しをちゃんと食らうんですよね。

悪事を働くとロクな死に方しないぜってメッセージも入ってる。カッコ良いだけじゃなくリスクもあるぜってことでしょう。

・変人:バッツ

少しでもミスったら仲間を殺す、気性も荒く威圧感たっぷりのバッツ。

勘も鋭いからベイビーの向かいたくない方向に話を進めてしまうのもこのバッツのせい。バッツ本当腹立たしいよな!

そんなバッツもベイビーが運転する車の中で、工事用のなんか長いやつに串刺しになって死ぬ。

今まで仲間を殺してきたから、最後は仲間に殺されたんですね。しかも一番若いベイビーに。悲惨。

・セクシー強盗:ダーリン

バディの恋人でフェロモンたっぷりのダーリン。小悪魔的存在ですね。

イチャイチャしてるだけかと思いきやバッツを殺せと指示したりガンガン銃撃ちまくったりと、人を殺すことをなんとも思ってないですねこれ。

そんな彼女、最後は警官に蜂の巣にされます。今まで打ってきた弾が返ってきたかのよう。

・強盗組織のボス:ドク

ドクは麻薬取引や強盗を手引きする一番の悪。街を牛耳ってるトップって感じですよね。ケビン・スペイシーふっくらしたよね。

ベイビーを組織から抜けさせないし、脅してくるし、自分自身で手をくださいあたりかなりタチが悪いだけど、最後はベイビーを助けてくれる。

あれ? 最後はいい奴になるの? と思いきや、銃で撃たれるわ車にひかれるわで悲惨な死を遂げます。

・兄貴分的存在:バディ

悪い奴なんだけど、ベイビーと音楽の話をしてくれたり、逃げようとするベイビーを見逃してくれそうだったりとなんだか根はいい人そう。

ドクもそうなんだけど、ベイビーに恋人ができたとわかった途端助けてくれるのはなんなんでしょう?

若い頃を思い出したとか言ってましたが、そういった人情的な部分は残るものなんでしょうか。するとバッツはマジにやばい奴だったな。

バディは良き理解者になるのかと思いきや、恋人のダーリンが死んでラスボスみたいになりましたね。

最後は立体駐車場から落下、車の爆発に飲まれて焼死ですね。悲惨。各登場人物みな清算されていきます。

・逃し屋:ベイビー

主人公ベイビーは脅されていたから罪がない? そんなことはありません、彼もちゃんと犯罪に関わってる。

ドクの話では、ベイビーは車泥棒をやっていたそう。ドクの車を盗んだことで犯罪組織に加わることになったんですよね。だから元から犯罪者。

ただし良い行いをしようと努力したのも確かなので、死なずに刑務所送りですみました。

懲役25年、決して軽くはありません。ただし5年後に仮釈放されデボラと暮らすことになります。

組織の連中はみんな死にましたから、このまま20年犯罪に手を染めず生きて欲しいですね。

『ベイビー・ドライバー』はアクション・コメディ・ロマンスのバランスがすごく良い


出典:YouTube

さてそんな『ベイビー・ドライバー』、盛りだくさんな内容で楽しく観れました。

カーチェイス、ガンアクションが迫力満点! ドキドキハラハラ、期待していたものが観れましたね。

ただアクションのみ2時間はきつい、メリハリが欲しい(欲しくない人はエクスペンタブルズ観てくれ)。

そこにコメディ要素。恋に落ちて踊るベイビーや、ベイビーの天才っぷりにドヤ顔のドク。悪人たちのやりとりもユーモアたっぷりで、ギャグがしっかり笑えます。

加えてベイビーとデボラのロマンス。は〜美男美女! レストランで出会い、お互いよく知らないまでも惹かれあい、犯罪に巻き込まれても強い絆で結ばれる。ロマンスだな!

アクション・コメディ・ロマンスのバランスが非常に良い映画だと感じました。エンターテイメント!

最後に

ドバドバ〜っと書いてきましたが、映画『ベイビー・ドライバー』は非常にカッコよく観入ってしまう作品でした!

続編も噂されていますが、僕的にはこれで完結でいいかな。ベイビーにはデボラと幸せに暮らして欲しい。

アメリカじゃタクシーサービスも普及してるからそっちで貧困層にならない程度に頑張って欲しい。Uberとかアプリですぐ呼べる系のやつで。

万人受けはしないだろうけど、僕は好きな映画です。

まだ観てない人は、ぜひチェックしてみてくださいね!

GANO

音楽好きにはこっちも大興奮だと思います!

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  • gano1
    作詞曲家・DTMer・WEBライター。DTMを中心に歌モノ・BGMを制作しています。シティポップ系やブレイクビーツなどを好んでます。
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