映画『アクアマン』は映画の楽しいシーンの全部盛り! 強引に繋げてるけど映像と音楽の迫力でオールOK

公開日: : 映画

映画『アクアマン』は映画の楽しいシーンの全部盛り!話

どうも、GANO(@Past_Orange)です。

2019年2月8日に日本でも公開となった『アクアマン』を観てきました!

DCエクステンデッド・ユニバースの6作目に当たる作品ですね

では、まず予告編を観ていきましょう!

映画『アクアマン』日本版本予告

水中の戦闘シーンが大迫力ですね!

前作『ジャスティス・リーグ』との繋がりも気になるところです。

『アクアマン』はこんな人にオススメ!

どんな人が『アクアマン』を楽しめるか考えてみました。

・ド派手なアクションを楽しみたい人
・泳ぎまくりたい人
・ジェイソン・モモアが大好きな人

まずド派手なアクションを楽しみたい人。想像の斜め上をいくド派手なアクション楽しめます!

そして泳ぎまくりたい人。海底人のお話なので海の中もスイスイ。映像効果もあって泳いでる感あります。IMAX3Dで観てきたんだけどちょっと酔うかもってシーンもあったぐらい。

最後にジェイソン・モモア大好きな人! アクアマンのキャラが非常にキュートでして、可愛い&かっこいいの連続でございます。

後ですね、DCEU6作目までなんで何か予習しとく映画があるかとお考えかもしれませんが、必要ありません!

単独作品として成立するように作られていますので、予習しても大して変わりませんよ〜。

ではネタバレを含んだ感想を載せていきますね!

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『アクアマン』は詰め込みすぎだが最高に楽しい


出典:YouTube

予告の時点で大作であることはわかっていたのですが、蓋を開けたら予想の斜め上をいく内容量!

まず『ミッション:インポッシブル / フォールアウト』のようなアクションの連続ですね。


同じく撮りたい映像、アクションがあってからの脚本を思わせる展開で、そのシーンいる!? な部分も多いです。

いらないかもなシーンでも、そのアクションの凄まじさからオールOK! 細かいこと抜きに楽しめればいいでしょうという感覚で撮られています。

実際楽しいし、そこまで強引かっていうと、ある程度の話の流れはできているので問題ないです。

『ミッション:インポッシブル / フォールアウト』でもイルサが関節技を駆使した戦闘スタイルでカッコ良かったですが、『アクアマン』のメラも同じく戦闘がカッコ良いです。

今更書くのも恥ずかしいですが、女性は男性に守られる存在というのは今っぽくないってことなんですよね。ほんと今更。

そして『ヴァレリアン』のような映像体験!

この映画自体リュック・ベッソン監督が映像体験に全振りした作品だと僕は思っているんですが、その全振りした部分をも食ってしまうほどの映像が『アクアマン』では楽しめました。

こちらもローレリーヌが強くカッコ良いですね。

『ヴァレリアン』は宇宙でしたが、『アクアマン』で描く海底も宇宙並みに未知の世界が広がっているということですね。

『ヴァレリアン』はお話的には特に何もないので、お話の面白さも含め『アクアマン』の方が好きです。

そんでもって『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のような迫力!

これに関しては、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のスタントチームが参加しているのでそう感じるんですよね。

砂が舞い散るようなアクションなのか、それとも水しぶきが舞い飛ぶようなアクションなのか。『アクアマン』では砂漠シーンもあったので本当いいとこ取りですね!

ロマンスあり、親子愛あり、対戦あり、巨大モンスターあり。美味しいところ詰め合わせで、怒涛の展開すぎて観終わってから思い出せない!

「楽しい」と表現するのが正しい映画です。

『アクアマン』はできればこのクオリティでドラマやってほしい


出典:YouTube

そう詰め込みすぎて観終わってから思い出せないんですよ。それって良いところでもあるし悪いところでもある。

観るというより楽しむ映画なので、噛みしめるような、後に深く考え込むようなことはないんです。

だからこの映像とアクションのまま、1話1話に深い内容も加えたドラマシリーズなんてやってもらえると良いんじゃないでしょうか。いくらお金あっても足らないか!

両親の出会い、アーサーの成長、弟オームの自作自演、天下一武道会のような兄弟バトル、砂漠での宝探し、イタリアでのロマンス、母との再会、モンスターとのバトル&聖剣伝説、軍隊同士の争いなどなどセクション多すぎ。

それぞれ1時間のドラマとしてやってくれても良いぐらい展開多かったです。

ドラマではなくとも、ゲームとか! 『アクアマン』のプレステゲーム出たら楽しいでしょうね。

ゲーム関連もマーベルが強いですが、できればDCにも頑張ってもらいたい!

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『アクアマン』でも社会問題を扱っています


出典:YouTube

展開多すぎ映像アクション全振り映画ように言ってきちゃいましたが、ちゃんとメッセージ性もあります。

まずわかりやすいのが海水を汚すゴミ問題ですね。最近特に言われているのはプラスチックです。

海底人の攻撃により地上は被害を被るんですが、その映像で映し出されるのは地上の人間が出したゴミの山。

自分たちで出したゴミを送り返されちゃって怒っている状況なんですよね。自業自得なんです。

プラスチックは合成繊維ですので自然界に戻らず残ってしまうんですよね、その問題が間接的に出てきます。

加えて捕鯨問題も出てきます。わざわざ捕鯨問題とは言わないですが、思いっきりクジラを捕えるような映像が出てきます。

日本は捕鯨を推進する立場なので、ツッコミ食らったみたいになりましたよ。僕自身は鯨食べたことないんですが、日本人としてね。

そして人種問題! アーサーは海底人と地上人の間に生まれた子なので、海底人からは毛嫌いされています。生半可なやつ! なんて言われちゃって。

でも母アトランナは2つの分裂した世界を1つにする存在なんだとプラスに考えています。

でもってアーサー自体もめちゃめちゃ強い。それはバルコに鍛えられたから。血が混ざっているとか関係ないです。

そう、種族とか血とか関係ない! ここが大事ですね。だいたいね、いろんな世界の人の血が混ざっているんですよみんな。関係ないんですよ。

そういった部分も扱っていて、好感が持てます。散々差別し殺そうとしてきた弟オームに対し「また話そう」と歩み寄ろうとするアーサー、優しいですよね。

相手を理解する、許すという気持ちが求められているということですね。

こんな感じに社会問題扱っているのに、全然説教くさくなくて良いんですよ。説教くさい映画も好きですけど。

↓GANOが作った作曲ツールです!↓
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最後に

全部盛りな『アクアマン』、ぜひドラマ&ゲーム化して欲しいですね!

ドロゴもこれだけ強かったらカリーシも喜んだろうに。

GANO

狭い船内に押し込まれ宇宙に飛ばされます



仕事依頼thumbnail

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  • gano1
    作詞曲家・DTMer・WEBライター。DTMを中心に歌モノ・BGMを制作しています。シティポップ系やブレイクビーツなどを好んでます。
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