Vol.45 たとえ君が何者だろうと、愛しさに変わりはないよ『Some Day / We’ll Make It Right』

公開日: : 最終更新日:2016/06/12 ANALYZE ,

Some Day / We’ll Make It Right

どうも、GANO(@Past_Orange)です。

今回の曲はオランダのDox Recordsというレーベルからリリースされたものです。

以前紹介したBenny Singsや


Roos Jonkerが在籍するレーベルです。

オランダはジャズが盛んで、そのジャズの要素とベッドルームポップの要素を混ぜた優しいサウンドがウリのレーベルです。アレンジもスッカスカなものばかりで僕好みですね。

そんなDox Recordsのうち6人がホテルの1室を借り、1週間で10曲入りのアルバムを完成させるというプロジェクトを行い、そこで作られたのが今回の1曲です!

Some Day / We’ll Make It Right

どうでしょう。短期間でサクッと作っちゃった感がモロ出ています!そして何より楽しそう!!

さて、どんな曲なのでしょう?

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歌詞について

この曲のボーカルはベニーがとっています。歌詞の内容も歌とともにフワフワとしてます!

Some day
I wish upon a star
I hope I’ll ever get that far
I’ll know what you said before
But right now I’m left here in the dark
いつの日か 星に願うよ 遠くに行けるようにって
君の言ってたことがわかるように
でも今は暗闇の中なんだ

陽気な手拍子とは裏腹に、歌詞の出だしは明るいとは言えませんね。星に願いをかけているのはなんだか可愛いですが、悲しみの最中のようにも聴こえる出だしです。

My love
Give me all you got
I need some more to get it all
Cause I know what you did before
You better run no matter who you are
愛しい人 すべてをおくれよ
すべてを手にいれるにはまだ足りないんだ
君がしたことは知ってるんだ
何者だろうと 君は走らなきゃ

おっと、どうやら相手は謎めいた人のようです。正体をすべて明かしてはいないようですね。でも『何か』したところを見てしまって、走って逃げろって言ってる。いったい何をしたんでしょう??

Cause I know just what you did
I saw you walking last night I know
Yes I know just waht you did
You better run no matter who you are
君がしたことは知っているんだよ
昨晩歩いている君を見たよ
何をしたか知っているんだよ
君が何者だろうと走らなきゃ!

どうですか?歌詞全部訳しちゃいましたよ。訳した結果確かなものは何一つありませんね!!

フワフワと確かなものが何もない歌詞と、とっても陽気な演奏。こりゃ残りの部分を妄想するしかありませんね!

僕の妄想だと、相手は違う星から来た宇宙人(美しい女性の見た目の)。何か魔法のような力を持っていて、それを主人公以外にも目撃されてしまったから、走って逃げろって言われてるんじゃないかな?

で、逃がした主人公も実は彼女のことが好きだった。だからいつの日か自分の星に帰るであろう彼女の元へ行ければと、星に願うんじゃないかなって。

どうでしょうか?なんだか素敵じゃないですかね?

確かなものが少ない曲ほど、妄想しやすくなっていますね。

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コード進行について

コード進行は2パターン。ヴァースとコーラスの部分になります。ではヴァース

譜面で
スクリーンショット 2015-08-19 11.34.23

キーエディターで
w1

ひえぇ〜シンプル〜。しかもコードをあまり長く弾かないのでなんでもいいんじゃないか感が僕はあります。そんなこと言っちゃいけませんね

和音の塊で考えるとFとDmのみです。ここにベースラインがファ→ド→ラ→レ→ド→ファと弾むように演奏されることでポップな仕上がりになっています。

いろんな難しいコード進行をこねくり回してきた人にとってはなんてつまらないコード進行だ!となるかもしれませんが、これだけでも十分ポップに仕上げられるんですよね。

コーラス部分の譜面
スクリーンショット 2015-08-19 11.35.48

キーエディターで
w2

こっちもシンプル!Ⅵ→Ⅴ→Ⅳ→Ⅴって。ゆらゆらとドミナントの周りを漂っています。ただひたすらにこれを繰り返すだけなのですが、アレンジがそのアナを埋めています。

バックコーラスがコードのテンションを歌っていたり、鶏の鳴き声がスクラッチされてアクセントになっていたり!

アレンジ面でとっても面白い形になっていますね。

使い古されたコード進行でも侮るなかれ、工夫次第でまだまだ面白く使えそうですよ!

最後に

この曲のライブ演奏もなかなか無茶苦茶です。

おい!絶対酔っ払ってるだろ!!ピアノバンバン叩いてるし最後シンバル取れてるし!!!!

オランダってゆるい国だよね

GANO

ベッドルームポップはこちらもあります



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  • gano1
    作詞曲家・DTMer・WEBライター。DTMを中心に歌モノ・BGMを制作しています。シティポップ系やブレイクビーツなどを好んでます。
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